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マカには疲労回復効果があります。
「仕事が忙しく体が休まる暇がない」「週末は一日中ゴロゴロして終わってしまう」といったお悩みをお持ちのかた。
ぜひこの記事を参考に、日頃の疲れを和らげてみてください。
2004年におこなった文部科学省の研究班の報告によると、大阪地区でおこなった調査では、
という結果が出ています。
疲労が溜まると仕事や勉強の能率が下がります。
医療費以外での慢性疲労による経済損失は1.2兆円になるとも言われ、疲労が国全体に悪影響を及ぼしていることがわかります。
慢性疲労を解消する秘策が「マカ」。
実はなんと、マカには疲労回復成分が7種類も含まれているのです。
「そんなはずはない」と思われているかたも、まずはこちらをご覧ください。
(似た作用のある成分は一緒にまとめています)
このように、疲労回復に関わる成分が実に豊富に含まれているのです。
これらの成分がどのように疲労回復に効果を発揮してくれるのか、一つずつ見ていきましょう。
マカに含まれるアルギニン(アミノ酸の一種)には、疲労物質のアンモニアを無毒な尿素に変える働きがあります。
マカを摂ることにより、体の疲労が軽くなるということは、実験によっても明らかになっています。
(池内 眞弓ら 「2005年度日本農芸化学大会発表 講演要旨集」 P117 2005)
BCAA(Branched Chain Amino Acids)は分岐鎖アミノ酸と呼ばれるもので、
という3つの必須アミノ酸の総称です。
このBCAAを摂ることで精神的な疲労を防ぐことができます。
そのメカニズムを簡単にご紹介します。
脳内で神経伝達物質の「セロトニン」が増えると、人間は精神的な疲労を感じます。
しかしセロトニンはトリプトファン(アミノ酸の一種)が作り出す物質なので、このトリプトファンが血中から脳内に入り込むのを防ぐことができれば、精神疲労を感じずにすむというわけです。
脳内にアミノ酸を運搬するには、「トランスポーター(運搬物質)」がアミノ酸と結びつかなくてはなりません。
そして数種類あるトランスポーターのなかで、同じトランスポーターを共有しているのがBCAAとトリプトファン。
つまりBCAAとトリプトファンはライバル関係にあるのです。
よってBCAAを積極的に摂ることで、トリプトファンが脳内に入り込むことを防ぐことができます。
その結果、セロトニンの発生を抑えることができ、精神的な疲労も防ぐことができるのです。
グリシンには寝付きを良くしたり、睡眠を深くしたりする作用があります。
日頃から睡眠不足や熟睡感が得られないなどの理由で疲労感を感じているかたには、グリシンが含まれているマカがおすすめです。
グリシンで睡眠不足からの疲労が改善できれば、仕事や勉強など日中の作業効率も5%アップするということは、味の素株式会社の実験で確認されています。
疲労回復のために睡眠の質を良くしたいのなら、グリシンを含んだマカを、夕食後~寝る前の間に飲むのがおすすめです。
ビタミンB1は体内の糖質をエネルギーに変換する作用を持ち、疲労回復効果があります。
またビタミンB1が不足すると、うつ病や情緒不安定になる恐れもあるので、積極的に摂りたい栄養素です。
ビタミンB2は脂質やタンパク質、糖質のエネルギー代謝を助け、疲労回復に役立ちます。
不足すると倦怠感を感じやすくなってしまいます。
ビタミンB群は体内に貯めておくことができないので、毎日摂取することが大切です。
マカに含まれるビタミンCやビタミンEには抗酸化作用があります。
抗酸化作用とは、体内での活性酸素の発生を抑える働きのことです。
活性酸素自体は、ウイルスを退治する働きがあり悪いものではありませんが、人間の細胞も攻撃してしまう(細胞を酸化させる)という側面も持ち合わせています。
もちろん、通常は体内に活性酸素から身を守るシステムが備わっていますので、活性酸素のダメージは少なくて済みます。
しかし過度のストレスや激しい運動などにより活性酸素が大量に発生する場合があります。
”何らかの理由で処理しきれないほどの活性酸素が産生すると、細胞を修復することができず機能不全に陥って、必然的に体のパフォーマンスが低下、すなわち疲労につながるのです。”
(引用:ヘルシスト 「解明されてきた現代における「疲れ」の原因」 大阪市立大学大学院医学研究科疲労医学講座特任教授 東京疲労・睡眠クリニック院長 梶本修身 2015)
このような過度の活性酸素の発生から身を守ってくれるのが、抗酸化作用をもつビタミンCやビタミンEなのです。
活性酸素は疲労だけでなく動脈硬化などの原因にもなりますから、しっかりマカを摂って活性酸素を撃退しておきたいものです。
アスパラギン酸には、体内の窒素やエネルギーの代謝をアップさせる働きがあります。
その結果、疲労に対する抵抗力がつくのです。
またアスパラギン酸も、アルギニンと同じように疲労物質のアンモニアに働きかけ、アンモニアを体外へ排出する作用を持ちます。
マカには「植物エストロゲン」という成分が入っています。
植物エストロゲンには女性特有のPMS(月経前症候群)の症状を和らげる効果が期待できるのです。
PMSのおもな症状は以下のとおり。
体のだるさは疲労感と同じで、なかなかやる気が起こってくれません。
「しっかり寝ているし、ご飯もちゃんと食べているのに疲れている」という女性は、PMSによる疲労感が原因かもしれません。
ストレスの多い生活をしているかたや、バランスの悪い食生活をしているかたなどは、マカを摂って植物エストロゲンを補充することをおすすめします。
実はマカには、これまでに見てきた7個の疲労回復成分以外にも、まだまだ知られざる疲労回復効果が隠されているようなのです。
2009年に行われた実験では、人間を対象とした実験で、マカは疲労を防ぐ働きがあることが確認されています。
(Stone M, et al., J Ethnopharmacology, 126, 574-576, 2009)
この効果は、疲労回復効果のあるアルギニンなどの作用なのか、はたまたマカ特有の成分の「ベンジルグルコシノレート」の作用なのか分かってはいませんが、人間の実験でマカの疲労回復効果が示唆されていることには変わりありません。
またマカには持久力増強作用も確認されています。
(Ikeuchi M, et al., J Health Sci, 55, 178-182, 2009)
持久力がつくということは疲れにくいのと同じことですので、ますます疲労とは無縁の生活が目指せそうです。
マカの成分や効果については、まだまだ研究途中ですので、これからどんどんマカの新たな作用が発見されていくでしょう。
「疲れた時、ここぞという時には栄養ドリンク!」と思っているかた、結構多いのでは?
そこで今回ご紹介したマカと栄養ドリンク、どちらが疲労回復に効果的なのか、比較してみましょう。
ここまでマカの疲労回復効果についてはさまざま見てきたので、ここでは栄養ドリンクの成分について見ていきたいと思います。
今回は、ごく一般的な栄養ドリンクに含まれている、代表的な栄養成分について見ていきます。
成分だけ見ると、「ビタミンB群も入っているし、疲れが取れるのでは?」と思いますよね。
しかしここで注目してほしいのが「無水カフェイン」。
カフェインには自律神経を興奮させる作用があり、一時的には元気になったような気分になります。
しかしそれは疲労感を麻痺させているだけ。
摂取してから数時間たつと徐々にカフェインの効果が切れてきて、いわゆる「ぶり返し」が起こってしまいます。
自律神経を興奮させたことにより、その後は余計に疲労感を悪化させることになるのです。
また「タウリン」についても注意が必要。
タウリンには疲労回復するようなイメージをお持ちのかたもいるようです。
しかしタウリンについては、「東京疲労・睡眠クリニック」院長の梶本修身先生が注意を呼びかけています。
”タウリンは肝機能を改善する効果は報告されていますが、元来は神経を鎮める作用がある抑制物質ですから、そもそも元気になるはずがないんです。
実際、CMでも「タウリン◯ミリグラム配合」と謳っているだけで、「タウリンが疲労に効く」とは一言も言ってません。
もし、製薬会社が「タウリンが疲労に効果がある」と宣伝すると薬機法違反です。
もし「タウリンが疲労に効く」という印象を持たせているなら、巧妙なイメージ操作です。”
(引用:サイゾーウーマン 「『タウリン配合』はまったく意味ナシ!? 栄養ドリンクはホントに効くのか医師に直撃」)
栄養ドリンクは「カフェインで疲労感を一時的に消すもの」と捉えたほうが良さそうです。
ちなみにそのほかの「イノシトール」や「ニコチン酸アミド」には、以下のような作用があります。
ニコチン酸アミドの血行を促進する作用は、多少は疲労回復と関係がありそうですが…
マカを飲んで、アルギニン(血行を促進し、疲労物質を無毒化する)を摂ったほうが良さそうです。
ということで、疲労回復したいなら、「栄養ドリンクよりもマカ」ということですね。
さて、マカと疲労回復の関係について見てきました。
これまでの内容をまとめると、マカの7つの成分によって以下のような効果が期待できます。
マカは粉末で販売されているものもありますが、サプリメントだと飲みやすく、続けるのも簡単。
ぜひ一度マカを飲んで、疲れ知らずの体を手に入れましょう。